CakePHP2.xの導入方法

cake

いつもcomposer経由とはいかないので、簡易な導入方法の備忘録です。

1.Githubからcakeのソースをダウンロード。
今回は2.xが対象のため任意の2.xフォルダを選択しZIPファイルをダウンロードしました。
https://github.com/cakephp/cakephp/tags

2.任意の場所にリネームして配置。
解凍したcakeのソースのフォルダ名を任意の名前に変更し、配置します。
XAMPPを使ているので
c:\xampp\htdocs直下に配置(仮にフォルダ名はhogeとする)

3.とりあえずアクセス
http://localhost/hoge
にアクセスするとCakeの初期画面でいくつかエラーがでますので、1つづつつぶしていく。

error01

4.Security.saltとSecurity_cipher.Seedの値を変更
hoge/app/config/core.phpのSecurity.saltとSecurity_cipher.Seedの記述部分(228行目と233行目)にそれぞれ任意の値(なんでもOK)を追記もしくは変更。
これで一番上のエラーはなくなる。

error02

5.データベースの設定
hoge/app/config/database.php.default
をコピーし、database.phpにリネーム。
前もって利用するデータベースを作っておき、情報を記入。
今回はPostgreSQLを使う予定だったため、とりいそぎpgAdminIIIでデータベースを作成
Postgresの場合は以下2点に注意
 ◎設定ファイルに「port」「schema」の値が必要

  'port' => '5432'
  'schema' => 'public'

 ◎php.iniでPostgresを使えるように
  php_pqsql.dll
  php_pdo_pgsql.dll
  のextentionを有効にし、Apacheを再起動。
  phpinfoで設定が通っているかを確認
※私の場合はここで苦戦。
Datasource class Postgresql could not be found.
上記エラーが消えないため、dllファイル故障等々いろいろと調べたが治らず。
結果としてはデータベースのユーザー名が違っていただけでした。
pgAdminIIIの場合プロパティでユーザー名が確認できるため、ユーザー名の間違いに注意。

error03

6.DebagKitの導入
GithubからDebagKitをダウンロードし、フォルダ名を「DebugKit」にリネーム。
hoge/pluginsフォルダに入れる。
hoge/app/Config/bootstrap.phpを編集。67行目をコピペ。

CakePlugin::load('DebugKit');

hoge/app/Controller/AppController.phpを編集

public $components = array('DebugKit.Toolbar');

を追記
hoge/app/View/Layouts/default.phpを編集。61行目のsql_dumpエレメントの出力をコメントアウト

<?php //echo $this->element('sql_dump'); ?>

以上ですべてのエラーはなくなり緑の画面になります。

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