村上海賊の娘(上巻)

のぼうの城の原作を書いた和田竜氏の最新作。
といっても、もう初版からはかなり経つと思います。

かなり前に購入し、ボチボチ読んでおり、読むのをやめ、最近また読み出したので上巻を読み終わるまでかなりの時間を要しました。

主人公は能島村上という今でいう愛媛県上部の瀬戸内海の島を根城とする海賊の娘、村上景。父親は戦国好きならよく知っている村上武吉。
この主人公、村上景はいわゆる「ブス」と言われているが、大阪の堺に行くと「美人」と言われるという非常に不謹慎な理由で、本願寺と織田の戦に加わっていくというもの。

のぼうの城と同じく、多彩なタレントと、戦国好きならよく知っている武将が登場し、戦闘シーンは、「やばい!」「いける」「やばい!」「いけ!」の繰り返しで、映像化されるのが頭に浮かぶような作品でした。

上巻は戦闘シーンで終わったため、下巻最後に景がどうなるかはこれからのお楽しみ。

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