Googleというのはすごい。
今日6月6日は囲碁の本因坊秀策の生まれた日。ロゴも囲碁になっていた。
些細なことを思い出させてくれる。

今日、ずっとうつ病で休んでいる職場の所長と電話で話しをした。
職場復帰をしたいといったが、結論としては復職できる証明を示せとのことだった。
おそらく大企業では組合とコンプライアンスの関係上、復職はそう難しくはなく、むしろ復帰後のほうが難しいのだとおもう。
ただ、残念ながら僕の職場は大企業ではない。
ただ、障害者のための施設を10以上運営している社会福祉法人の回答とは思えなかった。

まず、疑問はこのことが法人としての正式な回答なのか?
では、復帰して大丈夫という証明というのは、何をもってされるのか?

そもそも、うつ病というのはいまだに病原、病状、治療方法の確立していない病気です。
このため、病院の先生としても「こうしなさい」という指針を出せない状況で、唯一といっていい服薬での治療が主なのが現代医学でも限界という現状のなか、この人は社会復帰可能と言える医者はいないといえます。

つまり、企業側の立場に立てば、そんなわけの分からないやつの復帰は認めないと言わざるを得なく、逆に雇用者側の立場に立てば、ではどうすれば社会復帰できるのか?そもそも社会復帰できる人を社会復帰できないようにし社会的弱者を作っているのは企業や社会と言いたくなる。

たぶん、分からないもの同士の堂々巡りだと思う。

正直に言うと、かなりショックだった。
ただ、これからは、いかにしてうつ病の人、もしくはうつ病だった人が社会復帰すべきかの道を僕自身が模索しなければいけないと思う。
まだ、答えはまったく分からないけど、こうしていままで記録してきた内容は記帳な記録内容になることを祈り、そしてこれからできることを精一杯していく。
ただ、今いえることは、そんなに社会は甘くなく、これまで半年以上社会と接点を閉ざした人間にとては、再び社会と接点を持つには、それ相応の努力が必要ということは分かった。
でも、それは至極当たり前のことで、だからこそ二度と社会との接点をなくさない努力ができるのだとも思う。

少し体調も気分もよかったので書いていなかった自分日記だが、これからは社会との接点から社会復帰までの記録として、接してきた人との記録を残していきたいと思う。

光へのコメント

風水光子    

こんばんは
光につられて訪問しました
障害者サポートの社会福祉法人???
そんなもんです…世の中・・と思います
3年半務めて・・・退職しましたよ
何人も貴方と同じ病気で職場を去って行きましたよ
きっとちょうどいい場所が見つかりますよ
きっと・・・・^^

武田 匡史    

コメントありがとうございます。
僕は障害者になった自分だからこそ、障害者に向き合ったサポートが出来ると思っています。
もちろんそうではなく、健常者の方でもそういう人はいると思います。
だからこそ、実体験を持って復帰したいという思いを強く持っています。
ただ、それが叶わないのなら、僕のできるあらゆる手段で、現状の社会状況を明かしていきたいとも思います。
大阪市は社会的弱者などいないということで障害者の「害」をひらがなにしましたが、社会的弱者はいまだ社会が作っているという理解をしてもらいたいと思います。
ただ、願わくばそうならないように職場の方が理解してもらえたらと、話し合いを進めていきます。
ありがとうございます。

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