パーマネント野ばら

※映画の内容を記述します。事前に内容を知りたくない方はこの記事は見ないでください。
※感想は基本的に私個人の主観によるものということをご了承ください。

主演:菅野美穂

離婚をして実家の理髪店「パーマネント野ばら」に戻ってきたなおこと娘のもも。パーマネント野ばらでは何故かパンチパーマが流行。そして、常連のおばさんが日々たむろして「ちんこ」の話で盛り上がる。

幼馴染でフィリピンパブのママのみっちゃんが、旦那が店の女の子と不倫をしているとなおこに相談に訪れ、パーマネント野ばらでパーマをあて、旦那と戦いに行った。その夜、血まみれのみっちゃんが店に現れた。
不倫相手の女を車で轢こうしたら逃げられ、旦那を轢き、自分は電柱にぶつかり車は大破。

幼馴染のなおこが現れ、長年飼っていた猫が死んだので一緒に埋めて欲しいといわれ山に埋めに行った。
なおこはずっと歴代彼氏にDVを受け、ようやく暴力を振るわない彼に出会い結婚したが、今度はギャンブルで家に帰ってこなくなった。

なおこは離婚して、地元の高校教師のカシマさんと付き合いだす。
しかし、どこかがオカシイ。飲みに行っても隣にいるのにいないような、温泉に行っても突然いなくなる。
ある日、砂浜でカシマさんとおしゃべりをしているなおこ。そこにみっちゃんがやってきてお酒を勧めるが「ああ、デート中だねぇ」と行ってパーマネント野ばらに行く。みっちゃんはカシマさんがいないことは知っている。
カシマさんは高校生のときなおこが付き合っていた相手で、そしてすでに亡くなっている。
みっちゃんがなおこのお母さんに「なおこ、デートしていたよ」というと、なおこのお母さんは母親の顔になり心配するが、みっちゃんに「大丈夫だよ、なおこももう大人だから」と諭される。

何気ない日常と非現実的な日常をほんわりと少し切なく描いた映画でした。

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