彼岸花をもとめて


金曜日、会社の上司に「高松で彼岸花が群生してるところ知ってます?」と聞いたところ、ネットで調べて植田町にあるらしいと教えてもらった。
正確な位置がわからなかった理由は、個人のブログが検索にひっかかり正確な情報が掲載されていなかったため。
私自身でももう少し調べたところ、植田町の東神内地区というところまでは分かった。
地区というのは自治会での呼び名だろう。はっきり言って地元の人しかわからない。
私の住む場所も、確か地区名はあったはずで、運動会や子供会の時にその地区名で読んでいた。今は忘れてしまった。その程度の情報なので、ネットではこれ以上詳細な情報は出てこなかった。
ただ、神内地区というのが大きなヒントだった。
植田町は高松市の南部に位置する池や田んぼの多いのどかな町。その町でたぶんもっとも大きな池が神内池。その東ということなので、神内池近辺に行けばまず見つかるだろうと高をくくっていた。

車を停めれるかどうかわからなかったので、ヨメとバイク移動。
お彼岸の時期なのに、まだまだ暑い。
バイクで15分ほどで神内池に到着。このあたりは藤で有名な寺や、紫陽花で有名な寺など、花にまつわることが多いので、おのずと期待が持てる。
しかし、神内池をほぼぐるっと一周するも、なのもない。
想像では真っ赤な一面があり、そこに所せましと赤い彼岸花が咲いている。しかし、どこをどう見ても田んぼばかり。
そして、バイクでさらに走っていると植田町から香川町と自宅に近づいてきていた。

さすがに暑さもあり、彼岸花を植田町で探すのは断念。
近所のお寺「法然寺」にあることを一縷の望みとし立ち寄った。

法然寺はお寺の境内だけでなく、山間にお墓もたくさんありかなり広大な敷地になっている。
咲いている期待が持てる場所は、もっとも高いところ。
以前行ったときにユリ科の花がたくさん咲いていたので、そこに期待した。
途中仏像も撮影。
一番高い場所に行ったが、結局花はなにも咲いていなかった。

帰って調べたところ、植田町でも東のほうに「公城の里」という場所があり、そこはボランティアの方がひまわりや彼岸花などの手入れをしているところということが分かった。
しかし、もう今から行く気力はなく断念。
ヨメがドラッグストアに用事があったので、一緒に行き、その近くで数本だけ咲いていた白い彼岸花を撮影。
やっぱり赤い彼岸花の群生が見たかった。残念。




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